[デメリット]ホーチミン人文社会科学大学正規留学の悪いところ3つ

正規留学(4年間)
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[デメリット]ホーチミン人文社会科学大学正規留学の悪いところ3つ

こんにちは!正規留学1年生が終わり、現在夏休み中です。本日は、ホーチミン人文社会科学大学に正規留学している僕から、この大学の悪いところをご紹介します。僕の個人的な意見なので、参考までにしておいてください。

デメリット① ベトナム人学生がいない

これはとても大事なことですが、ホーチミン人文大学ベトナム学部にベトナム人学生はいません。(または、ベトナム人専用のベトナム学部は別にあるかも)つまり、ベトナム人学生と同じ教室で勉強できないということです。留学なのに、現地の人と一緒に勉強できないのは少しつまらないですね。もともと、外国人向けに作られた学部だからです。留学生の国籍はほとんどが韓国の方です。ベトナムには多くの韓国人の方が仕事や留学で滞在しています。僕のクラスも、3名(タイ人1名、日本人2名)を除いて残りの約20名が韓国人です。主に、両親の仕事の関係で、子供の時からベトナムにいる人が多いです。僕のように、母国の大学を退学までして入学している人は少ないはずです笑


しかし、日本人の僕からしたら韓国留学しているような気分も味わえて、楽しい勉強ができていると思います。コロナ拡大前は、授業終わりに韓国料理屋さんでご飯を食べたり、レタントンにある韓国人向けのカラオケ(韓国語の歌しかない)で遊んだりしました。韓国人の友達が欲しい人には最適な環境です。

もし、ベトナム人の学生と勉強したいのであれば、この大学ではなくほかのところをお勧めします。ベトナム語レベルB2があれば入れる大学(経済学部や法学部など、ベトナム語はできる前提でベトナム人学生に混じって勉強する)もいくつかあります。僕のクラスメイトもそちらの大学に変えると言っていました。

デメリット② レベルがそこまで高くない

また、1年生を終えたばかりの感想なので、卒業後の感想とは異なっているかもしれません。しかし、1年生に関して言えば、ベトナム語の授業のみなので語学学校のようにただ授業をきくだけでした。グループや個人での発表は2,3回しかありませんでした。2年生の後期から始まる、文化や歴史の授業では授業スタイルが変わるかもしれませんが、今のところはそんな感じです。ベトナム語のレベルもそこまで高くなく、ゆっくりと進みます。たまに、めちゃめちゃ難しい時もありますが。普通に勉強して、テストでいい点を取るだけなら、難しくないはずです。

大学卒業を目的に入学するのであれば何も問題はないと思います。ただ、目的に大学卒業がないのなら入学せずに、ベトナム語スクールで勉強したほうが確実にベトナム語力は上がると思います

デメリット③ コマ数が少ない

まずは下の画像を見てください。

1年生の前期から2年生の後期までの計3学期間はベトナム語の授業のみです。この間は、1日4時間x週4日tお言う時間割です。それ以降も週4または週5の時間割ですが、半日しか授業がないため、空き時間はとても多いです。なので、この大学に行けば勝手にベトナム語力が上がると思って留学する人は要注意です


逆に言うと、ほかに何かすることがある人にとってはとてもいいことかもしれません。実際、僕は行政書士の勉強をしていて、しっかりと両立できています。

まとめ

この学部に向いている人

  • 韓国人の友達を作りたい人
  • 大学のほかに、することがある人
  • 安い学費で大卒の資格を取りたい人

この学部に向いていない人

  • ベトナム語を上達させたい人
  • ベトナム人学生と一緒に勉強したい人

さいごに

以上の点から、本気でベトナム語を習得したい人にはこの学部をおすすめできません。

学費の安いベトナムで大学を卒業したい方や、ベトナムでほかに目的がある方には最適な学部かもしれません。大学以外の時間をどう使うが留学を成功させるかどうかの重要なポイントだと思います。

また、別の記事ではメリットを紹介しています。よく考えて正規留学するかどうか決めてください。

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