ハノイにある日越大学(日本・ベトナム大学)とは?
こんにちは、いきなりですがハノイに日本とベトナム政府の協力により作られた大学があることを知っていますか??その名を日越大学(Vietnam‐Japan University)と言います。日本とベトナムの架け橋のような名前ですが、今回はその詳細を調べたので紹介していきます。
日越大学とは!?
- 2016年開校したばかりの新しい大学
- ベトナム国家大学ハノイ校の7番目の大学(つまり、国家大学)
- 日本の大学(東京大学や早稲田大学など7つの日本の大学)がカリキュラムの作成と教員派遣で協力し、国際水準の教育を提供している。
- 授業は英語。日本語授業も必須。
- 8つの修士課程、2つの学士課程→6つの修士プラグラムでスタートし、その後2つの修士課程が追加。また、2020年に学士課程日本学が開設し、2021年9月には学士課程 コンピュータサイエンス&エンジニアリング(BCSE)が開設予定。
8つの修士課程プログラムは何?
地域研究(MAS)、企業管理(MBA)、公共政策(MPP)、ナノテクノロジー(MNT)、社会基盤(MIE)、環境工学(MEE)、気候変動・開発(MCCD)、グローバル・リーダーシップ(MGL)
以上のそれぞれのプログラムは日本の大学が幹事となり、カリキュラムの作成や最新の情報を得ることができます。
たとえば、 地域研究(MAS)プログラムを見ていきましょう。

JICAのサイトより引用
このプログラムでは、東京大学が幹事となっています。そのため、東京大学というレベルの高いプログラムをもとにした授業が行われています。日本にインターンシップに行けるのもいいですね。
修士課程の学費は?
46.000.000 ドン(約23万円)/年/ベトナム人
55.000.000 ドン(約28万円)/年/外国人
少し高いかもしれませんが、奨学金が多くあります。(日本人対象のは少ない)
しかし、別のページでは2年間で合計約40万円と書いている。詳細は、直接大学にご連絡してください。
入学の条件は?
修士課程に外国人は入学可能です。もちろん、日本人も。日本人の場合必須項目の日本語は免除されるらしいです。
流れとしては、書類審査→面接です。
外国人の条件は
- 希望するプログラムに適した学部を卒業し、必要なGPAを取っていること。(プログラムで多少異なるが、GPA2.5または2,8以上)
- 英語力(だいたいB2レベル)、ベトナム語の授業を受けたい人はベトナム語力も必要
その他
入学時期は毎年3月、6月、7月の3回あります。
学生寮を使えます。
大学がビザ申請を手伝ってくれます。
最後に
いかがだったでしょうか。僕は実際に日越大学に行ったことはありませんが少し興味がわいて今回調べてみました。というのも、大学のHPが日本語もあり見やすく、大学の情報についてネットから詳しく知れたからです。ベトナムで修士をとるというのも1つの選択肢だと思います。
また、ホーチミン人文大学ベトナム学科では外国人向けにベトナム語の授業をしています。正規留学もできるので是非参考にしてみてください。
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