ベトナムで自動車免許を取る(3)学科試験編 だから、ベトナムの交通は危ないんだ!!!

ベトナムで免許取得
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こんにちは、現在僕はベトナムの車の免許(B1)取得に向けて、学科の勉強をしています。この勉強を始めて、ベトナムの運転マナーの悪さ(交通ルールを守らない、危ない)の理由が少しわかった気がします。

(1)学校探し編
(2)登録編
(3)ここ!
(4)実技練習と健康診断 ベトナムの免許勉強の実態を知ってしまった
(5)意味不明な免許試験 in 自動車学校
(6)試験本番編

学科試験について

上の写真の本は、学科試験の公式問題です。僕が受けるB1はここにある600題の内、574題が試験範囲です。B2試験からは600問すべてが試験範囲となります。
問題構成は文章題(1~304)、標識問題(305~486)、写真問題(486~600)の3パートです。B1の場合、文章題の内、26問が試験範囲から除外されています。

B1とB2の違いですが、簡単に言うと商用車を運転できるかどうかです。問題数もそんなに変わらないので、B2の方が人気があると思います。
また、B免許(車)を持っていても、A免許(バイク)がないと普通二輪以上のバイクには乗れません。原付や電動バイクは今のところ免許が必要ないですが、いずれ免許が必要になるそうです。

B1の実際の試験では、この574題の内、ランダムに30題が出題されます。制限時間は20分です。27点以上で合格です。*必須問題が60問あります。これを間違えると合格点を超えていても不合格です。

ベトナムの学科試験は簡単!?

さて、内容ですがそこまで難しくありません。4カ月あるので、十分覚えられると思います。

また、出題範囲の574題、全く同じ問題、答えが出題されます。答えの順番が変わることもありません。これが試験を容易にさせ、ベトナム人の運転知識を低下させている原因だと思います(笑)答えが同じなので、その答えを覚えてしまえばいいのです。そして、偉大なる先人たちが裏技をあみだし、100題以上は問題をほとんど読まずに解くことができます(笑)

それでは、3つのパートを少し解説していきます。

①文章題

上のように完全、ベトナム語のみなので強敵です。実際、標識と写真問題は写真があるので簡単です。

約300問もある文章題ですが、裏技で約80題解けます。
例えば、(Bị)nghiêm cấmで始まる選択肢があれば100%それが答えです。これは7題に適用されます。

また、Không đượcで始まる選択肢があれば原則それが答えです。24題に適用され、3題の例外があります。つまり、3つの例外を覚えるだけで、27題を覚えたことになります。

このような裏技が10個ほどあります。ベトナム人の受験生はほぼみんな、この裏技を使っていると思います(笑)

②標識

このパートは裏技を使わずに、普通に解きます。標識の意味を覚えれば簡単です。

③写真問題

これもそこまで難しくありません。優先5原則を覚えれば、ほとんど解けます。

優先5原則
①交差点内に既にいる車両
②優先車(複数ある場合は、hỏa-quân-công-thươngの順)
③標識に従う(優先マークがあるかどうか)
④右側のレーンに車両がない車両
⑤残りの車両(複数の場合は、右折→直進→左折の順)

しかし、時間短縮のために裏技がいくつか存在します。例えば、救急車か軍の車がいた場合、選択肢②が答えです。これは5題に適用されます。このような裏技で20問、一瞬で解けます。

さいごに

いかがだったでしょうか。ベトナムの学科試験は甘いですね。絶対に合格したいところです。

おすすめの動画です。この600題について詳しく解説しています。

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