YOUは何しにホーチミンへ?(22歳留学生女の場合)

執筆者紹介
広告

なぜベトナムに?なぜホーチミン?

みなさんにとってベトナムはどれくらい身近な国でしょうか?このブログを見に来ている方にとっては行きたい国のひとつかもしれませんね。

初めてのボランティア(大学1年)

私がベトナムに初めて来たのは大学1年生の夏です。大学入学前から、留学や海外ボランティアに興味があり、大学と連携している一般社団法人である「Ciee Japan」の海外ボランティアプログラムを利用してベトナムの障がい児ボランティアに参加しました(現在はプロジェクトを終了しています)。なぜベトナムを選んだのかというと、他の東南アジアの国も考えたのですが、その中で一番ボランティアプログラムの内容が充実していたのと、子どもに関わるボランティアを行いたかったからです。

初めてのベトナムは私にとって本当に衝撃的でした!初めて見る大量のバイク、意味の分からない言葉たち、エアコンのないシェアハウスなど、、、。ボランティア先の環境も、日本の障がい児の環境を知らないものの、驚く事ばかりでした。

ベトナムにいたのはたったの2週間でしたが、振り返ったときに大学生活の中で1番充実していた2週間だったと感じました。何よりも物価が安い!ご飯が美味しい!他の国とは違い、日本と同じような景色があまり見られない!人と人との距離が近い!などなど。

もう一度、ベトナムに留学したい、今度こそベトナム語でベトナム人にいろんなことを聞いてみたい、ベトナム人と友達になりたい!と日本に戻った後も強く思っていました。

コロナの影響

そこからは、当時私の大学には「フィリピン大学」のみしか協定校がなかったので、とりあえずそれを目指そうと考えていたのですが、突然のコロナ禍がはじまりました。当時、私の家は大学の学費を払うこともなかなか厳しいような経済状況だったのですが、そこにコロナ禍も加わり、大学2年生の半分までは海外留学はほとんど諦めていました。しかし、大学から3年の夏からであれば協定校留学に行けるかもしれないという情報が入り、再び頑張ることに決めました!しかも、新しく協定校に「ハノイ国家大学」が加わることが分かったのです、、、。

IELTS受験

当時、「ハノイ国家大学」に行くためには基準のIELTSは「6.0」、フィリピン大に行くには「5.5」必要でした。しかし私のIELTSスコアは「5.0」。どちらに行くにも足りませんでした。そしてIELTS受験料は25380円と、貧乏大学生にとっては何回も受験できるような金額ではありませんでした。申込までの1ヶ月間、同じ留学を目指す友人たちと切磋琢磨しながら英語学習に取り組んだものの、私のスコアは「5.5」とどちらの基準にも及ばず、留学枠は他の子に決まりました、、、。無念、、、。

一度は諦めた海外留学

そこからは海外にはコロナが明け、就職活動が終わった4年の時にでも行けばいいやと思って、周囲の友達と同様に就活に励みました。でも、コロナ禍の1年間バイトしかしていない私に、やりたいこと、本当の自分がどんなものなのかわかるはずがありませんでした、、。

突然飛び込んできたチャンス

そんな時にゼミの先生からとある奨学金のお話をいただきました(その奨学金が何かは質問をいただければお答えします。気軽にご相談ください。)。その奨学金は正直私にとって現実味のあるものではなかったのですが(貸与ではなく、付与なので募集人数も少なく、書類も難しくて多い!)、なんとか、受給までこぎつけました!!! 正直、今でもよく頑張ったというか、運がただ良かったなと思います。コロナ禍だったこともあり、正直みんな先の見通しができないので、応募がとにかく少なかったんです、、。

そんなこんなで奨学金の受給が決まった私なのですが、その後も割とあれこれと障壁がありました、、。合否が決まった当時は2021年10月、ベトナムはまだ入国には隔離が必要かつ、現地の何らかの機関か個人からの入国要請が必要でした。要はベトナムにいる誰かに私にビザをくれるよう掛け合ってもらわなければならなかったのです。しかし、私は当時ベトナムの知り合いはゼロ人で学校にお願いしようにもベトナム語は一語も話せないという状況でした。なので、ビザ入手までも非常にヤキモキしましたし、コロナ禍で生徒が少ないせいで学費も高いし、飛行機も高いしと散々でした。(まあ、でもここらへんの苦労は現在の皆さんにはあまり必要ない情報だと思うので割愛します笑笑)

そんな感じで現在は大学を休学し、ホーチミン市人文社会大学で学生ビザを頂き、生活しています。

ブログを書こうと書こうと思った理由

なぜこのブログに参加させていただいたのかというと、私は正規留学でも、交換留学でもないというところにポイントがあります。正規留学についてはこのブログの投稿者であるKONAKAさんに尋ねれば助けていただけると思います。交換留学であれば、日本の大学が送り出す形になるので、大学側のサポートを受けることができますね?

でも私の場合は休学した上で、ホーチミン市人文社会大学に語学学校のような形でおいていただいている状況です。この大学に入るのも、ツテにツテを辿ってという形になりなかなか大変でした。そのようなことをお話しできたら、もしかしたら今後どなたかの役に立てるのでは?と思っています。

コメント

  1. 初めまして。ベトナム語留学を検討している大学4年生のものです。境遇が似ていて、ぜひ詳しいお話を伺いたく思いました。よろしくお願いします。

    • はい、お気軽にどうぞ!

  2. 返信が遅れて申し訳ありません 奨学金のことや卒業後ではなく休学して留学した理由などを
    お聞かせいただきたいです