ベトナム語を生かした仕事は、通訳や翻訳、ベトナムでの就職を思いつきますが、そこまで多くないと思います。日本語を話せるベトナム人はたくさんいるし、給料も安いので、ベトナム語を話せる日本人を探す企業は少ないのでしょう。ベトナム語のできる日本人の求人を調べても、ほとんど出てこないのが現状です。
しかし、外務省在外公館派遣員制度ではベトナム語を話せる日本人を募集しています。今回はその制度について詳しく解説していきます。ベトナム語以外にもさまざまな言語での募集があります。
外務省在外公館派遣員制度とは
簡単に言うと、外務省在外公館派遣員制度とは海外にある日本大使館で働ける制度です。
それでは詳しく見ていきましょう!!!
仕事内容
外務省在外公館派遣員とは、労働者派遣法の下で、わが国の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部、領事事務所)に原則2年の任期をもって派遣され、主として館務事務補佐などの実務面にあたる傍ら、国際社会での経験を積み、友好親善に寄与してもらおうとするものです。
http://www.ihcsa.or.jp/zaigaikoukan/hakenin-01/
具体的な仕事の内容は在外公館によって異なりますが、主に語学力を活用した様々な業務の支援を行うこととなります。これには公用出張者が来訪する際の空港における作業やホテルの予約及び会計、庶務などの部署での文書作成や対外的な折衝への立ち合いなどが含まれます。
いわゆる雑務というか、比較的簡単な仕事をするようです。とはいっても、大使館の仕事なので国の代用として責任は重そうです。細かい仕事内容は、当然国やその時の状況によって大きく変わるでしょう。以下で紹介するブログを見てみると、配車や物資調達、資料作成などの業務があったようです。
どこの国?
2021年12月現在、募集があったのは以上の大使館・総領事館です。ベトナムはダナンとハノイの募集があります。希望する派遣先によって、試験語学が決まっており、ベトナムの場合はベトナム語か英語となっています。ベトナム語学習者にとっては数少ない、ベトナム語人材の求人ですね(笑)
給料は?
月額24~39万円(勤務先の国で異なる)
・就業時間: 原則として1日7時間45分勤務
・時間外労働: あり
・加入保険: 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険
・募集者の氏名: 一般社団法人国際交流サービス協会
・雇用形態: 派遣労働者(嘱託職員)
大使館での仕事なので、待遇面でのサポートはしっかりしてますね。家賃補助やボーナスなどもあるそうです。
在外公館派遣員になるには
それでは、 在外公館派遣員になる方法を見ていきましょう。
3つの応募資格
応募資格は3つだけです。
- 日本国籍
- 高卒以上
- 自動車免許
たったこれだけです(笑)
しかし、僕は自動車免許を持っていないので今は応募できません(泣)なのでベトナムで免許を取ろうと考えています。
日本にいる方は合宿免許をおすすめします。合宿免許予約サイトのユーアイ免許では、全国各地の自動車学校を探せます。安く日本で自動車免許を取りたい方には、こちらがおすすめです。
応募方法
続いて、応募方法です。二次試験まであります。
一次試験(筆記テスト)
- 語学試験(自分の希望する国によって異なる)
- 一般常識(SPI的な)
- 日本語作文
- 適性検査
二次試験(面接)
- 受験語学による会話試験
- 人物面接(日本語で)
二次試験を突破すれば、晴れて在外公館派遣員 になれます。試験の詳細は、下記のブログを参照してください。僕は、受験したことがないので、まだ分かりません。
応募スケジュール
年に2回、募集しているようです。最新の2021年後期募集では、一次試験は東京と大阪のみで行われ、二次試験はオンラインで行われるようです。コロナで状況がいろいろ変わると思うので、最新の情報は公式HPをご覧ください。
これから先だと、2022年前期募集が一番近いです。2022年4月に募集要項が発表され、説明会なども行われるようです。
外務省在外公館派遣員制度の詳細ブログ
①SillySallyのブログ さん
ベトナムでの体験談が詳しく書かれています。
②ぺぴブログ
外務省在外公館派遣員制度について詳しく解説しています
さいごに
いかがだったでしょうか。語学に自信があり、海外で働きたい人におすすめの制度ではないでしょうか!?僕も自動車免許が取れれば、応募してみようと思います。
それでは!!!
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