日本語教育能力検定試験 直前の勉強方法

日本語教師
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こんにちは、10月になり日本語教育能力検定試験まで1か月を切りましたね。
僕は、2020年8月から勉強を始め、参考書とYouTubeのみの3か月独学(総勉強時間は約350時間)で一発合格しました。
とはいっても全く余裕の合格ではなく、ギリギリの合格でした(自己採点で約70%)。公式の合格点は発表されていないのでわかりませんが、70%ぐらいだと思います。
そんな僕が試験直前にしていた勉強法を書いていきます。

過去問は完璧に

これは多くの方が言っていると思います。日本語教育能力検定試験では過去問からも多く出題されます。僕は過去問5冊(H27,H28,H29,H30,R1)を試験までに4周して、答えを覚えるぐらいやりこみました。

<注意点>

  1. 過去問で明らかに難しい問題は、理解しなくていい。
  2. 捨て問題以外は100%当てる。

これらは試験本番でもいえることです。みんなができる問題を間違えては合格できません。反対に、過去問でも見たことないような問題は勘で選んで時間を無駄にしないことです。

短期記憶させろ!

僕は音声学がとても苦手でした。試験1か月前になっても、音声学の聞き取り問題は正答率が不安定でした。なので、ひたすらこせんだ先生のYouTubeを見て覚えました。調音点や調音法は完全に短期記憶で覚え試験に臨みました。結果、試験Ⅱのこの分野で80%ぐらい取れました。苦手な人もあきらめないで、短期集中型で覚えてみてください。

試験時間に慣れる

試験当日は、思った以上に長丁場でした。

試験実施年や会場で多少の違いはあるかもしれませんが、僕の受けた2020年はこのようなタイムスケジュールでした。朝10時から夕方5時まで拘束されるので、いかに集中力を保つのかが大事です。
僕は外のベンチで昼ごはんを食べて気分転換をしました。
夕方まで集中力を維持できるような工夫を自分で考えてやった方がいいと思います。

また、それぞれの試験時間ですが、試験本番ではギリギリでした。試験Ⅱは聴解なので自分のペースではありませんが、試験ⅡとⅢは時間配分がとても大事です。きっと、家で過去問を解く場合、何回もした問題なので時間が余ると思います。その場合は、見直す練習もかねて本番通りの時間でしてみてください。
初見の過去問や模擬問題があれば、本番を想定して時間通りやってみてください。その際、捨て問題に復習の時間をあまりかけず、基礎問題に復習時間をかけるよう注意してください。

こちら僕が実際に使用した問題集です。過去問だと1冊で1回分の問題しかありませんが、問題集だと2,3回分の問題が入っています。どれか一冊選んで、やってみた方がいいです。

さいごに

一番は体調に気をつけてください。また、コロナで急遽試験会場が変更になったり中止になったりする可能性も考えられます。試験まで残りわずかですが、頑張ってください!!!

また、独学3か月で日本語教育能力検定試験に合格するまでの内容を下の記事で詳しく書いています。良ければ、見てみてください。

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